ティロ・フィナーレ

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仕事も遊びも子育ても。ゆるく斜め上へ向かって楽しむ為のブログです。

”ギャル”に偏見を持っていた過去。そして実際につきあってみた結果。

 

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こんにちは。好きなコスプレは歯科衛生士とドコモショップのお姉さん。sai(@noritama77777)です。
見た目で判断してはいけないとは思いながらも、なんだかんだ外見をまず見ちゃいますよね。
 

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20代後半くらいから結婚するくらいまでの間が特になんですけど、一回りくらい年が違う若者たち、特に”ギャル”が苦手でした。
完全に偏見なのはわかっています。
「世の中なめ腐ったクソガキ」くらいの認識でね。
別にコンビニの前で囲まれたり、電車の中で指さして笑われたり、なにかされたわけじゃないんです。ホントに作られたイメージだけで苦手意識を持っていました。リアルな生活の中で実際に接する事が少なかったから、先入観バリバリで見てたんだと思います。
 

”ギャル”との遭遇

 

「最近の若いもんは」

っていう言葉、死ぬほどキライなんです。

大体そういう事言ってるヤツに限ってさ、飲食店では店員さんを思いっきり下に見てたり、飲んだ席でだけエラそうにしてたり。

「頭ごなしに年下を見下すクソオヤジ」ってヤツ、いなくなればいいのに。

 

でも、偏見を持ってギャルがキライ、とか言ってるのって同じ事。

コレはヤバいなと思っていたんです。そしたらちょうど当時の仕事(アパレル関係ね)で若い女の子と一緒に動く事があったのね。

ショップ店員さんとして人を募集してたんだけど、かなり緊急な案件だったから最初に応募のあったコをほぼ採用するっていう前提で。

 

で、最初に応募してくれたコのスペックがこんな感じ。

年齢は20代そこそこ、見た目はキンパツでメイクもカンペキ。

面接に来たときの服装は割と普通だったけど(面接っていう意味で言ったらちょっとアレだけどね)。その時点では友達の仕事を手伝っていて定職には就いていない。

 

普段は渋谷で遊んでるって。

 

「うわぁ」

 

ってのが第一印象。何故かこっちが面接されてるみたいな雰囲気。

メチャメチャ緊張したんだけど、今思うとコレも彼女のスキルだったんだなって。

 

”自分のフィールドに持ちこんで主導権を握る”

 

これって天性の才能だと思います。僕にはできない。

 

面接前の印象はねこんなん。

きちんとした接客できんのか?

他のスタッフとうまくやっていけんのか?

商品持ち逃げしねーか?

長続きするんか?

 

ホントに申し訳なかったんだけど、こっちが最初っからマイナスイメージを溢れさせまくってて。

 

でも一応お互いに会話は成り立ったから採用したんです。

半分タメ口だったけど。何故か5分後には僕の事「〇〇君」って呼んでたけど。

 

 

”ギャル”、スゲーじゃん。

 

初出勤の日は派遣先の人たちに紹介して繋がないといけないので店舗の前で落ち合う事になるんです。そしたら驚く事に髪の色が全然変わってんの。

さすがに黒髪ではなかったけど、上品な栗色っつーの?とにかく180度印象が変わってた。

聞いたら何日か前に美容院に行って、これこれこういう仕事をするから似合う様にして下さいってリクエストしたらしいです。

 

やられました。

今までゴメーーーーん!!!

って。

 

今までって言っても、面接の時会っただけなんだけど。

 

更に実際に仕事に入った感じを見てたら、これがまた嬉しい誤算で。

ギャル特有の物怖じしない感じとか、あっけらかんとしたプラス思考とかが全部いい方向に行ってんの。自然に現場に溶け込んでましたね。

相変わらず僕の事は「君」付けだし、売場のチーフ的な人も昼過ぎには下の名前で呼んでたみたいだけど。

 

ギャルの中にもルールがあって、目上の人への礼儀とかは結構厳しいらしいです。

その礼儀とか、ちゃんとした所の出し方が普通の大人たちには受け入れられない所があっただけかなって思います。

今更ですけどね。

 

「普通の大人」ってのがまた厄介なんだけど。

ま、この話は追々。

 

 

”ギャル”の残した実績がスゴすぎる

 

 

結局このコは3年半くらい働いてくれたんだけど、確か2年目あたりでエリアの中で売上2位になってました。

その頃は僕もあまり現場に足を運ぶ事も少なくなってきたので、普段の仕事ぶりは日報とかで報告もらうだけ。気になったんで現場のチーフに聞いてみた。

 

なんで?あのコが?って。

 

一つだけ言えるのは、とにかく元気だったという事。

商品のファン、ブランドのファン、っていうよりも、そのコのファンが物凄く多かったとの事。

 

でもひと昔ブームになった<カリスマ販売員>ってのとはちょっと違くて。

元気の押し売りをする訳でも、必要以上に馴れ馴れしくするのでもない。

なんていうか、人あたりが良くてこのコを苦手って思う人がほとんどいなかった。

でも初日にチーフを下の名前で呼んでた事はやっぱり注意されてたみたい。

 

あと、細かい気遣いが出来る事も高評価だった。

業務日誌とは別に、個人的な日誌(日記的な物でした)を付けててね。

どんな時間帯にどんなお客さんが来て、どんな物を探しててどんな対応をしたか、とか。

もちろんギャル語は使わずにね。

あと、定期的に何度か来てくれてたお客さんには手紙(メールじゃないよ)を出してたらしい。

これが結構ツボにはまったお客さんが多かったらしい。

詳しい内容は教えてくれなかったんだけど、来店時に話した内容(質問)を事細かに覚えててお客さん一人一人にきちんとした事を書いてた、と。

これは嬉しいよね。

オンリーワンだしね。

 

こういう小さな事の積み重ねが出来るコって事を初対面の時に見抜けなかったのは、完全に僕のメガネが曇りまくってたって反省。

見た目で判断して不採用にしなくてホントに良かった。

 

こんなギャルと知り合えて一緒に仕事出来た事は僕にとっても大きな財産です。

もう5年以上たってるからカノジョもアラサ―。

まあ、彼女の事だから仕事と遊びのバランスをうまくとりながら頑張っていると思います。

 

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こんな素敵なギャルに出会えたのは運もよかったんだと思います。

だから世の中のギャルがみんなカッコよくていい子達だ、っていうのはまた逆の偏見になってしまうからちょっと違うかなって。
ただ、見た目で判断して「ギャル」とか「最近の若いもん」っていう記号のひとくくりでカテゴリー分類をしてしまうのは人として悲しい事。

人の内面を理解するのってホントに難しいですよね。

 

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 僕のムスメ達もあと10年くらいしたらギャルになるんだろうか?

なってもいいけど、いい方のギャルになって欲しい物です。

 

 

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