ティロ・フィナーレ

ティロ・フィナーレ

仕事も遊びも子育ても。ゆるく斜め上へ向かって楽しむ為のブログです。

プリキュアシリーズの物販戦略から見えてくる事。子供のアニメ離れも加速しています。

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ウチにはムスメが2人います。小学生のフタゴなんだけど、そろそろ父親離れのニオイがしてきてちょっと凹んでる。。

でも、5歳の時に「パパの事は絶対にクサいっていわないよ」っていう(言わせた)動画ほ保存してあるので最終手段はそれをタテに戦うつもり。

 

 

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小さいお子さんがいる家庭では、日曜日の朝の恒例儀式。

男の子なら「仮面ライダー」、女の子なら「プリキュア」。コレ、意外とあなどれなくて気が付いたらボクも毎週楽しみにしちゃってたりもして。なんなら毎週予約で録画して見てるくらい。
今現在は新シリーズが始まっているのだけど、ウチは(ボクは)4作前くらいから見ています。で、前々作くらいからちょっと違和感を感じている部分があってですね。
大人の事情、大人の世界ってヤツ。
 

魔法使いプリキュア

 

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出典:東映アニメーション

 

自分が小さい頃は、もっとシンプルなストーリーだった気がするんだけど、今のプリキュアって奥が深い。1話完結で起承転結が回収されるような単純なストーリーじゃない。ちょっと子供には理解しにくいような伏線も珍しくないし。
1クール通しての大きなテーマを持たせてるって感じかな。だからこそ、ボクの様ないい大人も十分見られる。っていうか欠かさず見てる。楽しみにしてる。

さて、1月の末を持って「魔法使いプリキュア」が最終回を迎えまして。物語としては、いつものようにラスボス倒してハッピーエンド、という終わり方だったんだけど、最終回の1つ前の放送を見終わった時に、ちょっとした違和感を感じていたのです。

 

 

 

違和感の正体

 今までのシリーズではまず無かった試み、というか構成、っていうか、適切な言葉が浮かばないんだけど、こういう事。

 

最終回を待たずして、ラスボス倒しちゃった

しかも倒した後の平和な世界まで描かれちゃって。
放送みながらムスメ2人と「あれ?今日で最終回だっけ?」とか確認しあったくらい。ラスボスかと思ってた敵が実は中ボスクラスで、ラスト3回くらいで本当のラスボスが出てくる事のがココ何作かに共通する手法だったんだけど、今回はホントにこれが最後の戦い。
主人公のみらいが「またみんなに会いたいよ」って所で完結したら、コレはコレで感動のフィナーレと思ってたんだけど。

 

最終回はいわゆる後日談的な

最後の戦いの後、少し時間がたったある日が舞台。みらいの願いが通じたのか、中学校を卒業した主人公たちが再会する、というテーマで最終回は始まります。マホウカイ出身のリコは魔法学校の先生になっていました。妖精のはーちゃんはマホウカイとナシマホウカイ(人間界の事ね)のさらに向こうの世界からみんなを見守る仕事をしているらしい。(コレ、ちょっと子供には難しいんじゃないか?)

 

 

謎の敵(ヤミー)

もうラスボス倒しちゃってるから戦いは無いはずなんだけど。なにやらスイーツを奪いに現れた謎の敵キャラ。コイツは今シリーズの当初のボス「ドクロクシー」の虫歯から生まれたっていう設定。このあたりの描写とか設定がですね、とってつけた感が否めないんです。

シリーズ前半に出てた手下キャラがいきなり魔法学校の生徒になっていたり。無理にコミカルにしてる感がね。
話の流れとしては、再会してまったりとしている3人、イチゴメロンパンとか食べながら楽しそう。そんな時、はーちゃんの杖が吸い込まれてしまい、取り返すために一同は追跡する事に。
ここから違和感その2。
 

 

話の流れをぶった切る新キャラの登場

追跡の途中でなんの前触れもなく出てきたスイーツ屋さん。ここで1人の少女と出会います。プリキュアシリーズって、シリーズごとに画ヅラが違うから、ここでキャラごとの画風がギクシャクしちゃった事にちょっとした気持ち悪さなんかもありつつ。
誰が見ても明らかな「主要キャラ」感満載の描かれ方で登場したのが、そう、次シリーズの主人公。

この手法、実は良くあるやり方で。
次回への期待をつなぐ為に情報を小出しにしていく。
視聴者的、とりわけ子供たち(一部大人たち=ボク)には効果的なやり方で。

実際、プリキュアでも似たような事が過去にもあって。前々作「ハピネスチャージプリキュア」の放送クールで映画が公開された時にの事。まだ本編では存在がボンヤリとしか描かれていなかったキャラクター(キュアハニー)が断片的に登場。本編ではきちんとしたお披露目シーンが描かれていないだけで、その存在、さらには正体ですら暗黙の了解としてみんな知っているんだけど。
後ろ姿だけの登場だったにも関わらず、客席の子供たちからは
「あ!キュアハニーだ!」
「今見た?黄色いプリキュア出てきたよ!」
の大歓声。
なんていうか、テンションあがるのですよ。本筋じゃない所でのサプライズ的な演出って。子供だけじゃなく大人も(ボクも)

で、今回の話に戻すと。
「ウサミイチカちゃん。次作の主人公。
この場面での印象。

セリフ多いな。
説明っぽいな。
いるか?このシーン

明らかにお披露目シーン。特に何か事件が起こるわけでもなく、ウサミイチカちゃんのプロフィールをバババっとしゃべって終了。
 イチカちゃんと別れた主人公達は遂にヤミーを追い詰めて。最後のファンサービスとでもいわんばかりにプリキュアに変身。元々やっつける事を目的とした回ではないんだけど、簡単に逃げられてしまいます。

と、その時

お披露目その2発動。

謎のホイップクリーム的な物が後ろから飛んできて主人公達をナイスアシスト。もうお分かりだろう。次作のプリキュアの変身後の技もお披露目。さすがにココでは変身後の姿までは描かれていないけど、一緒に見ていたムスメ達が興奮していた所を見ると、この手法はあながち間違ってはいないんだなって。
 

こういう手法にした理由

ウチのムスメ達もそうですが、”プリキュア”っていうコンテンツ自体に一時の勢いがなくなってきているのではないかと。ぶっちゃけ寝坊して見逃したらそれはそれであきらめてます、今は。
昔はそれこそyoutubeで探したり、録画している友達探したり、1話たりとも見逃さないようにしていたのに。
今シリーズも惰性で見続けている人も多いハズで、そういう人たちは次のシリーズを必ず見るかどうか分からない。
ただ、さっき言った様にサプライズ的な演出を持ってきて、次作のキャラをちょっとだけ見せる事によって来週もチャンネルを合わせてもらえるかもしれない。
1話見てもらえれば引き続き1年間見てもらえるかもしれない。
そんな事を考えつつ、次作のキャラとデザイン画を見た時に、ずっとモヤモヤしていた違和感が分かった。
 

 

次作は超スタンダードなプリキュア

魔法使いプリキュア」は3人組。これって実はちょっとイレギュラーで。
基本は5人組(プラスアルファ)
ピンク、青、黄色、オレンジか緑、そして赤。大体5色のイメージに沿ったプリキュアが1年通して活躍するのが最近のスタンダードで。プラスアルファっていうのは、途中で1人加わる事もスタンダードなので。最初は敵だったのに改心して仲間に加わるとか。
ただ、前シリーズ(GO!プリンセスプリキュア)も3人組のまま終わり、今回も同様にフィニッシュした結果、もしかしたらこの組み合わせに限界があったと判断したのかもしれないなと推測します。なので次作は基本に忠実な構成(5人組)に戻したんじゃないかな、ってね。
各キャラクターのテーマもカワイイ動物っぽく、名前はカワイイお菓子っぽく。裾野を広く取り入れようとしているんじゃないかな。

そしてアニメの視聴率と同じくらい、もしかしたらそれ以上に重視している事があるのも事実。
 
 

作画に一番力とお金がかかっているのは主人公ではない?

最近、子供の趣味嗜好がどんどん変わっているとよく言われます。スマホ使用の低世代化に伴って家庭用ゲーム機の売り上げが落ちていたり、youtubeが一般的になっている事でアニメをリアルタイムで見ることが少なくなったり、一昔前のモデルでは頭打ちになっているんじゃないかなって。
3年くらい前は、ウチのムスメもプリキュアグッズ欲しがってたけど今ではあまり反応も示さないし。成長したからっていう事もあるけどそれだけではないハズで。
ヨメともよく話すんだけど、プリキュアに限らず、子供向けのアニメとかって物語と物販のバランスがここ最近おかしくなってるんじゃないかなって。
 

アニメはグッズを売る為のオマケ?

過去のシリーズでもそうでしたが、新しい武器が登場した次のCMではその商品をPRしてる。30分番組の中で、そこまでスポットライトを当てなくてもってくらい武器のシーンに力を入れている。
CMありきで物語作ってるんじゃって思うくらい。
っていうか、武器の登場シーンって、まんま物販グッズのCMと言ってもいいくらい。時間にしたら2分半くらい?延々とグッズの紹介時間。ボクみたいなひねくれた斜めから物事をみるクセがついてしまうとですね、そういう見方になってしまうのですよ。
 
 

イヤ、別にいいんだけど。子供が喜んで見てる以上、そのやり方は間違っていないとも言えるし。ただ、ある程度のバランスだけは守っておかないと単なるテレビショッピングの番組になってしまうかな、なんて勝手に心配してる。
 とここまで書いていて気が付いた。
なんだかんだ批評っぽい事ばかり思いついたのですが、大の大人がここまで考えさせられてしまうって事はやっぱりビジネスモデルとしては成功しているって事に他ならない。
見ちゃうもんね。多分新シリーズも。
 

キラキラ☆プリキュア アラモード

 そんな新シリーズ。

”キラキラ☆プリキュア アラモード”
絶賛放映中!
(最後の最後で媚びてみた)
 
 

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